Laravel(6.x)入門、はじめの一歩

今回はPHPフレームワークの1つLaravelをゼロから始める方向けの
「はじめの一歩」と題して導入手順を紹介します

その前に1つ以下のグラフを見てみてください

Google Trendsでみた主要フレームワークの検索トレンドです

2020年現在までの5年間で右肩上がりに人気が出ているフレームワークとなっています
現状ではPHP ≒ Laravelフレームワークと言われるくらいの人気があります

※小生Macで開発しているため、Mac前提での説明となりますことご了承ください

インストール

composerのインストール

まずPHPパッケージの管理ツール「composer」をインストールします
Homebrewでインストールするのがお手軽&管理も楽です

方法1:Homebrewでインストール

brew install composer

方法2:サイトからダウンロードし、インストール
composerの本サイトhttps://getcomposer.org/にアクセスし、取得します

getcomposer

Latest Stableが最新の安定版です
クリックすると composer.pharがダウンロードされます

ダウンロードされたらファイルを移動させます

mv ~/Downloads/composer.phar /usr/local/bin/composer

# もし権限がなければ... sudoを使いましょう
sudo mv ~/Downloads/composer.phar /usr/local/bin/composer

composerがインストールされたかどうか確認します
コマンドでcomposerとうってみましょう

composer
# 以下のように表示されれば正常にインストールされています
$ composer
   ______
  / ____/___  ____ ___  ____  ____  ________  _____
 / /   / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__  )  __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
                    /_/
Composer version x.x.x ....

Laravelのインストール

composerのインストールができれば次にLaravelをインストールします
ここではcomposer create-projectでインストールするやり方で紹介します
まずはプロジェクトフォルダを配置したい場所に移動して以下を実行してください
「hello-world」という名前のプロジェクトフォルダを作ります

今回は6.x系バージョンなので

composer create-project "laravel/laravel=6.*" hello-world

–prefer-distオプションをつけることでLaravelの最新安定版を取得してインストールすることもできます

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel hello-world

Hello Laravel

正常にインストールされたか確認します
作成したプロジェクトフォルダに移動してサーバを起動します

cd hello-world/
php artisan serve

問題なければ以下のようにコンソールに表示されるはずです

$ php artisan serve
Laravel development server started: http://127.0.0.1:8000

サーバが立ち上がったので、ブラウザでhttp://localhost:8000にアクセスして
画面を確認してみましょう
以下のように画面が表示されます

ちなみに、--prefer-dist laravel/laravel でインストールした場合
現在はLaravelバージョン8がインストールされるので画面は
以下のようになります

まとめ

今回はLaravelの初回導入までを紹介しました
composerのインストール、Laravelのインストールもほとんど手間なく
できたと思います

こういった導入の単純さもあって、Laravelの人気につながっているのかも
しれません